塾経営に活かすカラーの役割2019/04/10

この1年間、学習塾経営のコンサルティングに携わり、
その成果をまとめています。

阪神間に5つの教室、生徒数150人の小中規模の塾です。

「教室数が4つ以上ぐらいになると色々と経営上の問題が
出てくる」

それが塾長の悩みでした。

講師管理が行き届かない。

今までの経営の在り方でいいのかの疑問。

同業他社の動きなどの外部環境へのスピーディな対応の必要性、など。

その中で、講師教育は真っ先に取り組まなければいけない課題です。

問題行動や契約違反をする講師に関しての対応には特にスピードが求められます。

これらの課題ひとつづつに「カラーで問題解決」の策を取りました。

「ヒトの色」は、カラータイプ診断でその講師の
特性と、塾との相性、ストレスチェック診断を実施及び検証。

「塾経営の色」は、カードワークを通して、
今の塾の色、未来の理想の塾を比較し
今後どのような方向性で行けばいいのかを
色とキーワードで確認しました。

「教室の色」は、今すぐ出来る、コストをかけない方法で
美化に取り組みました。

1年間を振り返っての塾長の感想です。

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企業色、
塾長の現状のカラーと未来に必要なカラーをカードで判断していく内容。
とても面白く私の気づかない自分を発見できたことが大変よかったことです。

チラシ色、
教育業はチラシの色と企業カラーが違う事を認識できた。
(個別指導の場合)チラシも言語を色化していくことは大変勉強になりました。

ヒューマンカラー
テストを行い、人の性質をカラー診断しておこなう。
こちらは的中率100%で大変正確なものでした。

教室環境カラー
そもそも色の特性などを活かし、教室環境をかえる取り組み。
そもそもの掲示物の貼り方などからもしっかりレクチャーしてくれ
大変参考になりました。

などなど、毎回の打ち合わせで明確になり参考になるところばかりで
貴重な時間を頂きました。
特に結果が出せたと感じているのはヒューマンカラーです。

従業員全員をカラー診断して頂き、一人ひとりにあった特性、声かけ、
ストレス耐性までが見れ、
近くにいる従業員でさえ気づいていない部分を気づかせてくれました。
こちらに関しては定期的に行いESの向上に活かしていけたらと考えております。

またこの一年カラーを使い様々経験が出来たので、
色という観点から来年度はしっかり変化を見せ教室全体をよくして
いけたらと考えております。

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これからの課題は、

「体験会からの入会率90%以上の講師教育」

更に改革を続け、集客アップ、ES向上に取り組みます。

【経営理念を色で見える化】ついての論文はこちらです。

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IBA ビジネス&アカウンティングレビュー第22号
2018年12月

経営理念・ビジョンとマーケティング戦略の整合性
~カラータイプ理論からのアプローチ~
(佐藤善信・河野万里子)

https://kwansei-ac.jp/journal/
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経営者の悩みは、やはり「ヒト」

まずは「ヒト」教育が大切なのは業界問わずですね。