学術・論文treatise

2009年に『カラータイプ®理論』を開発し、2017年からその「科学的な根拠」を示す『論文』を制作・発表してきました。
2023年には、日本マーケティング学会の中に「カラータイプ研究会」が発足されました。
運営メンバーは、カラータイプ理論のマーケティングにおける活用と実践について研究を行っています。
マーケティングとしての活用はもちろん、今誰もが必要としているウェルビーイングや共創価値の研究についても
カラータイプ理論がお役にたてればと願っています。

カラータイプ®理論開発者 河野万里子

カラータイプ®理論の学術論文

【論文】カラータイプ®理論×価値共創(2022年10月)

論文タイトル 価値共創マーケティングの新展開
― Adam GrantのGive&Take理論とカラータイプ理論からのアプローチ ―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
山本 邦子 株式会社マグノリア 取締役
佐藤 善信 芸術文化観光専門職大学 教授
概要 アダム・グラントが提示した「自己だけではなく他者の利益へも配慮」する「成功する他者志向型ギバー」について深掘し,そこに辿りつく法則性の発見をカラータイプ理論を用いて明らかにした。
キーワード ギバー/テイカー/アザリッシュ/インターナル・マーケティング/インタラクティブ・マーケティング
目次
  • I.はじめに
  • II.アダム・グラントの理念型とは
    • 1.ギバー,テイカー,マッチャーの定義
    • 2.成功する「他者志向型ギバー」とは
  • III.アダム・グラントのギブ&テイク理論とカラータイプ理論との融合
    • 1. カラータイプ理論とは 
    • 2. カラータイプ理論にみるギバーの特徴
    • 3. カラータイプ理論にみるテイカーの特徴 
    • 4. カラータイプ性格4タイプとアザリッシュについて
  • IV.スポーツ競技にみるギバー&テイカーの例
    • 1. バドミントンのダブルス競技中のコミュニケーション
      • (1)最高の価値共創を可能にするペアの組み合わせ
      • (2)価値共破壊の可能性の高いペアの組み合わせ
      • (3)その他のペアの組み合わせ
    • 2. バドミントンのアザリッシュ型ゲーム文化 
  • V.ビジネスにおけるアザリッシュ型組織風土
    • 1. 迂回型一気通貫ビジネスモデルの展開 
    • 2.崎陽軒とまねき食品の「関西シューマイ弁当」のコラボ開発
  • VI.本稿の結論と今後の研究課題
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2022

【論文】カラータイプ®理論×潜在顧客(2020年10月)

論文タイトル 潜在顧客を見つけるカラーマーケティング法
―消費行動を促す色彩心理とは―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
田中 久美子 みらいラフター 代表
概要 商品の構成要素である「色」「配色」「柄」「ライン(フォルム)」のコンセプトを顧客のタイプ別に一貫性を持って商品開発ができれば、潜在顧客を呼び覚ますことに繋がる。人の行動・言動・価値観別の特性ごとに4つに分けるカラータイプ理論を応用したカラーマーケティング手法が有効である。
キーワード 購買行動/人の気質/色嗜好/カラータイプ/意識下の欲求
目次
  • Ⅰ.はじめに
  • Ⅱ. 消費行動と意識下の欲求
  • Ⅲ. 先行研究
    • 1.色彩科学と色彩心理の歴史
    • 2.カラーマーケティングの歴史
    • 3.カラータイプ理論とは
  • Ⅳ.調査
    • 1.調査の概要
    • 2.カラータイプと「好きな色」に関する調査
    • 3.カラータイプと「好きな配色」に関する調査
    • 4.カラータイプと「普段着る柄」に関する調査
    • 5.カラータイプと「普段着る服のライン(フォルム)」に関する調査
  • Ⅴ.まとめ
    • 1.結論
    • 2.今後の課題
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2020 登壇

【論文】カラータイプ®理論×女性起業家(2019年10月20日)

論文タイトル セルフ・ブランディングとパーソナル・ブランディングの関係性
― 『女性起業家』のためのカラータイプ®理論からの考察 ―
執筆者 河野 万里子 一般社団法人カラータイプ協会 代表理事
佐藤 善信 関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授
武田 みはる カラータイプ協会 マーケティング開発室
田中 久美子 カラータイプ協会 マーケティング開発室
概要 女性起業家にアンケート調査を行い、カラータイプ別の起業の「動機」「苦しさ」「楽しさ」の特徴を明らかにした。「頼った色」と「自分らしさを感じる」および「業績」の関連性を考察し、起業成功を導く色の処方箋にも迫った。
キーワード Ikigai/起業成功ための色選び/タイプ別起業の「動機」「苦しさ」「楽しさ」
目次
  • Ⅰ.女性起業家とツルー・セルフとの関係
  • Ⅱ.とっておきの強みとカラータイプ理論
  • Ⅲ.アンケート調査とカラータイプ理論のセルフ・ブランディングへの応用
    •  1. 起業動機と起業の苦しさと楽しさ
    •  2. 起業後の仕事で「自分らしさを感じる」ことと起業後の業績との関係
  • Ⅳ. アンケート調査結果とIkigai図との関係の考察
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2019 登壇

【論文】カラータイプ®理論×セルフブランディング(2019年6月)

論文タイトル セルフ・ブランディングとパーソナル・ブランディングの関係性
-カラータイプ理論からの考察-
執筆者 佐藤 善信河野 万里子相島 淑美
概要 「役割演技」としてのパーソナル・ブランディングと「自己表現」としてのセルフブランディングを、「ジョハリの窓」とカラータイプ理論との関係で明らかにした。「なりたい自己」と「なりたくない自己」を、外見と内面の両面からアプローチし、自己ブランディング手法についても示した。
キーワード ジョハリの窓/カラータイプの窓/パーソナルカラー
目次
  • Ⅰ.トム・ピーターズの“The Brand Called You”とその波紋
  • Ⅱ.パーソナル・ブランディングやセルフ・ブランディングが脚光を浴びる社会的背景
  • Ⅲ.パーソナル・ブランディングとセルフ・ブランディングとの関係性
  • Ⅳ.「ジョハリの窓」とカラータイプ理論
  • Ⅴ.とっておきの強みとその活用方法
  • Ⅵ.本研究の結論と今後の研究課題
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×経営理念(2018年12月)

論文タイトル 経営理念・ビジョンとマーケティング戦略の整合性
-カラータイプ®理論からのアプローチ-
執筆者 佐藤 善信河野 万里子
概要 色彩心理の観点から、企業の色が企業の理念と合致しているかどうかはとても重要である。ケーキショップと学習塾の外観とサイトを例にとってカラータイプ分析をした。これらが使用している色からの分析は、企業のポジショニングやターゲットとの合致の有無を確認することができる。
キーワード CIカラー/カラーコンセプト
目次
  • Ⅰ.コーポレート・アイデンティティとしてのカラーの役割
  • Ⅱ.西宮市のケーキショップのカラータイプ分析
  • Ⅲ.カラータイプの4つのタイプからみる学習塾の例
  • Ⅳ.2つのカラータイプの事例分析で明らかになったこと
  • Ⅴ.今後の研究課題
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×ストレスチェック(2018年10月14日)

論文タイトル 感情労働とストレスの関係性への考察
― カラータイプ®理論のストレス診断を中心に ―
執筆者 河野 万里子 一般社団法人カラータイプ協会 代表理事
佐藤 善信 関西学院大学 経営戦略科 研究科長
武田 みはる 同協会 マーケティング開発チームリーダー
田中 久美子 マーケティング開発チームサブリーダー
概要 カラータイプ別のストレスの傾向やストレスを抱えやすいタイプの特定ができた。「好きな色」「嫌いな色」の質問からもストレスを測ることができた。企業内に導入することで、スタッフのストレスを未病の段階で発見することが期待できる。
キーワード カラータイプ診断でわかるストレス度チェック/タイプ別ストレスの傾向
目次
  • Ⅰ.感情労働とストレス
  • Ⅱ. カラータイプ理論によるストレスチェック・テスト開発のきっかけ
  • Ⅲ.ストレスチェック・テストの完成までの道のり
  • Ⅳ.カラータイプ理論のストレスチェック・テストと日本語版バーンアウト尺度との関連性
  • Ⅴ.本研究の理論的・実践的貢献と今後の研究の方向性
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2018 登壇

【論文】カラータイプ®理論×カラータイプ開発秘話(2018年6月)

論文タイトル カラータイプ®理論の特徴とその開発プロセスについて
―ソーシャル・スタイル理論との符合性を中心に―
執筆者 佐藤 善信河野 万里子
概要 カラータイプマップはどうやって出来たのか?そこに「理論としての科学性」はあるのか?カラータイプ理論の開発プロセスが十分に科学的であるという点をソーシャル・スタイル理論との符号性が高いことを用いて検証した。
キーワード カラータイプマップ(原型図2点)/SS理論/カラー業界の問題点/女性の生き方/働き方改革
目次
  • Ⅰ.カラータイプ理論とは?
  • Ⅱ.カラータイプ理論の開発プロセス
    • 1 河野万里子が色彩に関心を持つまで
    • 2 カラータイプ理論の開発プロセス:色彩舎での活動
    • 3 カラーコーディネーターの社会的地位向上のために
    • 4 カラータイプ理論の開発プロセス:開発のための具体的な活動
  • Ⅲ.カラータイプ理論の科学性
  • Ⅳ.カラータイプ理論の優れた点
  • Ⅴ.カラータイプ理論の今後の研究課題
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×アーリーアドプター(2017年10月22日)

論文タイトル アーリーアドプターは、どこにいるのか?
ーカラータイプ®診断で発見する方法ー
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
佐藤 善信 関西学院大学経営戦略研究科 研究科長
辻村 謙一 辻村学園 理事
概要 流行の火付け役となる「アーリーアドプター(初期採用者)」をカラータイプ診断で発見する方法。商品やサービスごとに異なる「アーリーアドプター」を発見することは企業にとって有効である。
キーワード イノベーター理論の5タイプを発見する方法/色嗜好調査(好きな配色パターンからわかる嫌いな配色パターン)/重視別「ステイタス」「機能」「ファッション」/アーリーアドプターの好きな配色
目次
  • Ⅰ.アンケート調査方法と対象者について
    • 1.調査対象者の選定と属性
    • 2.カラータイプ診断結果(延べ人数)
    • 3.アーリーアドプターを発見するためのアンケート設問
  • Ⅱ. 調査結果の分析と考察
    • 1.アーリーアドプターの発見:好きな色と嫌いな色の配色パターン
    • 2.アーリーアドプターの発見:トレンド情報の収集・発信と影響力
    • 3.アーリーアドプターの発見:商品やサービスにおける消費者行動
      (時計/自動車/ファッション/電化製品/文房具/スマートフォン/レストラン/観光スポット/ダイエット法/エステ/スポーツ/美容院)
    • 4.アーリーアドプターの発見:カラータイプ理論からの考察
  • Ⅲ.アーリーアドプターの発見:カラータイプ診断理論での位置づけ
  • Ⅳ.本研究の理論的・実践的貢献と今後の研究の方向性
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2017 登壇

色彩心理を使った新メソッド

『カラータイプ®』とは、色彩心理的な観点を元に、独自の観点や研究を重ね開発した、性格診断システムです。

「カラータイプ®」
特許庁商標登録5290696号
カラータイプ®開発者 河野万里子

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