学術・論文treatise

2009年に『カラータイプ®理論』を開発し、2017年からその「科学的な根拠」を示す『論文』を制作・発表してきました。
2023年には、日本マーケティング学会の中に「カラータイプ®研究会」が発足されました。
運営メンバーは、カラータイプ®理論のマーケティングにおける活用と実践について研究を行っています。
カラーマーケティングはもちろん、今誰もが必要としているウェルビーイングや共創価値、
経営者の気質や他の心理アセスメントとの研究を今後も進めてまいります。

カラータイプ®理論開発者 河野万里子

カラータイプ®理論の学術論文

【論文】カラータイプ®理論×感情労働(2024年10月)

論文タイトル 看護師の感情労働におけるコミュニケーションの特徴
― カラータイプ理論によるストレス軽減 ―
執筆者 藤井 順子 医療法人敬任会南河内おか病院 看護師
谷口 千鶴 スナックレモネード 代表取締役社長
佐藤 善信 京都華頂大学 現代生活部 教授
概要 本稿は,看護師の感情労働の特徴をカラータイプ理論を用いて明らかにすることを目的としている。2024年7月中旬から下旬にかけて看護師30名にアンケート調査を行なった。本研究からは、カラータイプ理論をベースにして看護師を4タイプに分類し,彼らがカラータイプ理論と一致した形で感情労働に従事していることが明らかになった。
キーワード 看護師,感情労働,バーンアウト,カラータイプ理論
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13

【論文】おもてなし×カラータイプ×エニアグラム(2024年10月)

論文タイトル 老舗旅館の日本文化と暗黙知伝承の戦略
― カラータイプ理論とエニアグラムによる組織内コミュニケーションのアクションリサーチからの考察 ―
執筆者 山本 誠一 立命館大学 OIC総合研究機構 教授
大島 直彰 関西テレビ放送 営業局管理部長
河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
概要 本研究では企業経営における価値の維持,発展ための人材育成に注目した。特に老舗旅館のおもてなしの教育,伝承である。心理アセスメントにカラータイプ理論とエニアグラムを活用し,2つのアセスメント結果に応じたコミュニケーションを展開した。結果として心理アセスメントへの取組みに対する有効性の意見が得られ,暗黙知の共有についてその端緒を開くことができたと考える。
キーワード おもてなし,顧客価値,人材育成,色彩心理,心理アセスメント
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13

【論文】カラーマーケティング×ウエルビーイング(2024年10月)

論文タイトル カラーマーケティングとウエルビーイングの関係性について
― 車の色の楽しみ方と色鉛筆の多色展開からの考察 ―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
概要 本研究は,マーケティングにおけるカラーの役割について検証を行うものである。その一つの取り組みとして,色とウエルビーイングに対しての意識調査を経営者に実施した。企業側の「ワクワク感」や「独創性」からの商品企画が,ウエルビーイングに繋がるものであるという示唆を得た。多様性のある社会に必要なカラーの役割を,消費行動の観点や近年注目をあびているパーソナルカラー診断についても考察した。
キーワード カラー戦略,ブランド戦略,多様性,パーソナルカラー,カラータイプ理論
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13

【論文】カラータイプ®理論×経営者(2023年10月)

論文タイトル 革新的経営戦略で成長する経営者分析
― カラータイプ理論をもちいたケーススタディ ―
執筆者 山本 誠一 立命館大学 OIC総合研究機構 教授
河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
概要 本研究は経営努力を続け,革新的な経営戦略を構築する経営者の気質と性格に焦点をあて,経営者が意思決定をおこない,行動するなかの経営者の気質と性格を分析することから,共通点を見いだせるか分析をおこなった。
キーワード ダイナミック・ケイパビリティ エフェクチュエーション イノベーション 気質と性格
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2023

【論文】カラータイプ®理論×エニアグラム(2023年10月)

論文タイトル 価値共創のための自己理解とチーム相互理解
― エニアグラムとカラータイプ理論からの考察 ―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
大島 直彰 株式会社関西テレビハッズ 新規事業推進
概要 この研究の目的は,不確実性と複雑性の高い現代社会において起業や新規事業開発で注目されているエフェクチュエーション論理を,心理アセスメントのエニアグラムとカラータイプ理論から考察することで共創への有用性を明らかにするものである。
キーワード エフェクチュエーション VUCA 日本人の気質 心理アセスメント 情動
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2023

【論文】カラータイプ®理論×チーム医療(2023年10月)

論文タイトル チーム医療における看護師の役割とコミュニケーション
ー カラータイプ理論からの考察 ー
執筆者 藤井 順子 医療法人医仁会老人保健施設まほろば看護師
河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
概要 医療現場では日々起きているコミュニケーションのストレス,なぜ相手との間で軋轢が生じるのか,なぜ自分の思いが伝わらないのかは大きな課題である。それを実際の場面に照らし合わせながらカラータイプ理論の手法を使って考察する。
キーワード 多職種連携 NG声掛け NG対応 タイプ別心理 タイプ予測
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2023

【論文】カラータイプ®理論×サーバント・リーダーシップ(2023年10月)

論文タイトル 保育者におけるサーバント・リーダーシップ
― カラータイプ理論からの考察 ―
執筆者 安藝 雅美 芦屋大学 臨床教育学部 児童教育学科 講師
山本 邦子 株式会社マグノリア
概要 本研究では、保育者の離職率の高さの背景にある要因を、カラータイプ理論を基にしたアンケート調査結果から分析し、園長と保育者のリーダーシップに対する意識の違いや、理想とするリーダーシップの形を明らかにしました。特にサーバントリーダーシップに焦点を当て、保育者の定着や職場環境の改善に繋がる知見を得ることを目指しています。
キーワード サーバントリーダーシップ,カラータイプ理論,保育者,人間関係,意識調査
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12

【論文】カラータイプ®理論×価値共創(2022年10月)

論文タイトル 価値共創マーケティングの新展開
― Adam GrantのGive&Take理論とカラータイプ理論からのアプローチ ―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
山本 邦子 株式会社マグノリア 取締役
佐藤 善信 芸術文化観光専門職大学 教授
概要 アダム・グラントが提示した「自己だけではなく他者の利益へも配慮」する「成功する他者志向型ギバー」について深掘し,そこに辿りつく法則性の発見をカラータイプ理論を用いて明らかにした。
キーワード ギバー/テイカー/アザリッシュ/インターナル・マーケティング/インタラクティブ・マーケティング
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2022

【論文】カラータイプ®理論×アスリート(2021年10月29日)

論文タイトル アスリートのゾーン体験
―カラータイプ理論からのアプローチ―
執筆者 山本 邦子 株式会社 マグノリア 取締役/
佐藤 善信 関西学院大学大学院経営戦略研究科 教授
概要 本研究は、サービス・ドミナント・ロジックのフレームワークのもとで、アスリートと観客とが互いにゾーン状態になり、アリーナ全体が熱狂的な雰囲気=行為者による最大の価値共創になるための必要条件としてのアスリートのゾーン体験を明らかにすることを目的としている。そのために、トップの元、現役アスリートにゾーンに関するアンケート調査と、同時に同じ方を対象にタラータイプ診断テストを行なった。この2つのアンケート調査結果をクロス集計することにより、ゾーンに入りやすい(入りにくい)アスリートのカラータイプ(決断>創造>協調>堅実タイプ)とゾーンに入るための「準備運動」についてもカラータイプ別の特色(フィジカルvs.イメージvs.時制)を明らかにした。
キーワード ゾーン/アスリート/カラータイプ理論/SDL/価値共創
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2021 登壇

【論文】カラータイプ®理論×潜在顧客(2020年10月)

論文タイトル 潜在顧客を見つけるカラーマーケティング法
―消費行動を促す色彩心理とは―
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
田中 久美子 みらいラフター 代表
概要 商品の構成要素である「色」「配色」「柄」「ライン(フォルム)」のコンセプトを顧客のタイプ別に一貫性を持って商品開発ができれば、潜在顧客を呼び覚ますことに繋がる。人の行動・言動・価値観別の特性ごとに4つに分けるカラータイプ理論を応用したカラーマーケティング手法が有効である。
キーワード 購買行動/人の気質/色嗜好/カラータイプ/意識下の欲求
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2020 登壇

【論文】カラータイプ®理論×スポーツ(2020年6月)

論文タイトル バドミントンにおける対戦相手の心理分析:カラータイプ理論をベースにして
執筆者 佐藤善信/山本邦子
概要 本論文は、バドミントンの対戦相手の心理をカラータイプ診断で解読し、試合の戦略や戦術を組み立てるノウハウを確立した山本邦子のケースを取り上げる。リサーチ・クエスチョンは以下の3つである。すなわち、(1)彼女はどのようにしてその発想を得たのか、(2)カラータイプの4タイプごとの対戦戦略・戦術は具体的にはどのようになっているのか、そして(3)彼女が対戦中に経験する「ゾーン」とはどのような性格なのかである。課題遂行においてゾーンを実現することは非常に重要である。今後の研究課題は、ゾーンに入る方法とゾーンに入りやすい人とそうでない人との区別を、カラータイプ理論をベースにして解明することである。
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×女性起業家(2019年10月20日)

論文タイトル セルフ・ブランディングとパーソナル・ブランディングの関係性
― 『女性起業家』のためのカラータイプ®理論からの考察 ―
執筆者 河野 万里子 一般社団法人カラータイプ協会 代表理事
佐藤 善信 関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授
武田 みはる カラータイプ協会 マーケティング開発室
田中 久美子 カラータイプ協会 マーケティング開発室
概要 女性起業家にアンケート調査を行い、カラータイプ別の起業の「動機」「苦しさ」「楽しさ」の特徴を明らかにした。「頼った色」と「自分らしさを感じる」および「業績」の関連性を考察し、起業成功を導く色の処方箋にも迫った。
キーワード Ikigai/起業成功ための色選び/タイプ別起業の「動機」「苦しさ」「楽しさ」
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2019 登壇

【論文】カラータイプ®理論×セルフブランディング(2019年6月)

論文タイトル セルフ・ブランディングとパーソナル・ブランディングの関係性
-カラータイプ理論からの考察-
執筆者 佐藤 善信河野 万里子相島 淑美
概要 「役割演技」としてのパーソナル・ブランディングと「自己表現」としてのセルフブランディングを、「ジョハリの窓」とカラータイプ理論との関係で明らかにした。「なりたい自己」と「なりたくない自己」を、外見と内面の両面からアプローチし、自己ブランディング手法についても示した。
キーワード ジョハリの窓/カラータイプの窓/パーソナルカラー
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×経営理念(2018年12月)

論文タイトル 経営理念・ビジョンとマーケティング戦略の整合性
-カラータイプ®理論からのアプローチ-
執筆者 佐藤 善信河野 万里子
概要 色彩心理の観点から、企業の色が企業の理念と合致しているかどうかはとても重要である。ケーキショップと学習塾の外観とサイトを例にとってカラータイプ分析をした。これらが使用している色からの分析は、企業のポジショニングやターゲットとの合致の有無を確認することができる。
キーワード CIカラー/カラーコンセプト
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×ストレスチェック(2018年10月14日)

論文タイトル 感情労働とストレスの関係性への考察
― カラータイプ®理論のストレス診断を中心に ―
執筆者 河野 万里子 一般社団法人カラータイプ協会 代表理事
佐藤 善信 関西学院大学 経営戦略科 研究科長
武田 みはる 同協会 マーケティング開発チームリーダー
田中 久美子 マーケティング開発チームサブリーダー
概要 カラータイプ別のストレスの傾向やストレスを抱えやすいタイプの特定ができた。「好きな色」「嫌いな色」の質問からもストレスを測ることができた。企業内に導入することで、スタッフのストレスを未病の段階で発見することが期待できる。
キーワード カラータイプ診断でわかるストレス度チェック/タイプ別ストレスの傾向
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2018 登壇

【論文】カラータイプ®理論×カラータイプ開発秘話(2018年6月)

論文タイトル カラータイプ®理論の特徴とその開発プロセスについて
―ソーシャル・スタイル理論との符合性を中心に―
執筆者 佐藤 善信河野 万里子
概要 カラータイプマップはどうやって出来たのか?そこに「理論としての科学性」はあるのか?カラータイプ理論の開発プロセスが十分に科学的であるという点をソーシャル・スタイル理論との符号性が高いことを用いて検証した。
キーワード カラータイプマップ(原型図2点)/SS理論/カラー業界の問題点/女性の生き方/働き方改革
掲載/発表 関西学院大学経営戦略研究科 研究会誌 掲載

【論文】カラータイプ®理論×アーリーアドプター(2017年10月22日)

論文タイトル アーリーアドプターは、どこにいるのか?
ーカラータイプ®診断で発見する方法ー
執筆者 河野 万里子 株式会社色彩舎 代表取締役
佐藤 善信 関西学院大学経営戦略研究科 研究科長
辻村 謙一 辻村学園 理事
概要 流行の火付け役となる「アーリーアドプター(初期採用者)」をカラータイプ診断で発見する方法。商品やサービスごとに異なる「アーリーアドプター」を発見することは企業にとって有効である。
キーワード イノベーター理論の5タイプを発見する方法/色嗜好調査(好きな配色パターンからわかる嫌いな配色パターン)/重視別「ステイタス」「機能」「ファッション」/アーリーアドプターの好きな配色
掲載/発表 日本マーケティング学会 カンファレンス2017 登壇

色彩心理を使った新メソッド

『カラータイプ®』とは、色彩心理的な観点を元に、独自の観点や研究を重ね開発した、性格診断システムです。

「カラータイプ®」
特許庁商標登録5290696号
カラータイプ®開発者 河野万里子

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