カラー教育現場を大革新!2019/10/30
今回は、9月からずっと私の頭の中を占めていたこの1ケ月半にも及ぶ課題(悩み!?)についてお伝えしたいと思います。
それは、
『大学講座の受講生が昨年から3倍になったこと!』です。
9月13日からスタートした経営学部の後期カラー講座ですが、
昨年37名だった履修生が今年は114名です。
受講の学生数が3倍になったということです。
始めは、大学のコンピューター登録画面の誤作動かと思ったほどです。
何故これが私の頭を悩ませる課題になっていたかといいますと、
大人数の講義の場合、毎回の講座の出席簿管理とレポートの採点など実務時間が比例するものはもちろん、講座運営も工夫して改善しないと授業そのものの価値の維持が難しくなります。
通常の講座スタイルでは扱い切れない数をどうこなして行くか?
セミナー集客でたくさんの人が集まって「嬉しい悲鳴!」とは訳が違うのです。
そこで、カラー講座のスタイルを一新することにいたしました。
このメルマガ読者には、カラーの先生もいらっしゃると思います。
私が既に行っているカラー教育の大改革は次の通りです。
1、暗記中心の小テストの廃止
⇒ 考え方を問うレポートの採点を毎回行いそれを評価とする。
2、配色カードの切り貼りなどのワークの時間の廃止
⇒ 配色カードやノリ、ハサミなどの忘れものをする学生は必ずいるので、
その場合でも同じく授業に参加できる体制を取る。
3、1回完結型
⇒ 前の講座を休んだから今回の講座のことがわからない、という状況をつくらない。
4、講座の題材は時事問題など社会に役にたつものを。
⇒ 企業のロゴカラーの意味や、中国と香港の国旗の色比較など、
日常のニュースでよく目にするものを講座の題材とする。
などです。
前回の講座では、
「オリンピックの旗の5つの輪の色は、それぞれ5大陸をどこを指していると思う?」
の謎かけをしました。とても興味を持って聞いてくれていました。
因みに答えは、
青 オセアニア
黄 アジア
黒 アフリカ
緑 ヨーロッパ
赤 アメリカ
です。
時代に合った新しいカラー教育スタイルの必要性は前から感じていましたが、
今回の「大人数講座」で一気にそのスタイルへの変換を行うことにしました。
大げさに言うと「ピンチをチャンスに!」でしょうか(笑)
まだまだ、講座続きますが毎週工夫をしていきたいと思います。