ラグビー対戦相手!南アフリカの国旗の色の意味は?2019/10/21

今回は10月20日、日本との対戦相手の南アフリカの国旗の色について。

一度にたくさんの国の国旗を見る機会が多いのは、オリンピックやワールドカップなどの
スポーツ祭典の時ですね。

今回も、シンプルな日の丸の白×赤の配色とは対照的に南アフリカ共和国は赤・緑・黄色・青・黒・白の6色配色。デザインも直線的で、国旗を比較しただけで両国の文化や風土が
全く違うことが分かります。

南アフリカ共和国の国旗の色は(成美堂出版「世界の国旗」参照)、

赤   黒人解放のために流された血
緑   農業と森林資源
黄色  鉱物資源
青   空と海
黒   黒人
白   白人

を表しているそうです。

南アフリカと言えば、激しい人種差別のアパルトヘイト政策を行っていたことが有名で、
私も小学生の頃「日本人は名誉白人と呼ばれている」という社会の教科書の記述に
子供ながら疑問を持ったものです。

そのアパルトヘイト政策が廃止になり、1994年に全人種参加の新政権が生まれ、
国旗も一新されました。

国旗の色の意味を知るのは、今のグローバル社会ではただの知識教養のためだけではなく、
今後様々な形で関わってくる相手を知るためにとても必要な知識だと思います。

国旗の色の意味を知ることは、その国の文化や歴史を知る糸口になります。

約200もの数がある世界の国旗を「カラー視点」で見ていくととても面白い発見がありますよ。

例えば、1色だけの国旗があったって知っていましたか?

アフリカのリビアは2011年の新国旗になるまでは緑一色だけで、他のデザイン全く無し!!でした。

緑はイスラムでもっとも神聖とされている色だそうですが、緑一色とは何とも潔い!

そして、「この緑の色を配色カードでいうと〇〇になります。」という内容を大学のカラー講義の中に組み込みます。社会に出た時にきっと役に立つ知識だと思うから。

さあ、今から世界の国旗の色をサンプルにとった講義の資料作成準備をして参ります♪