【選ばれるための商品カラー】色彩の無知は大変な損失2024/04/23

アメリカの色彩心理学者ルイス・チェスキン(1907年~1981年)は
『役だつ色彩』の中で、

「色彩の無知は大変な損失」

と述べています。

『役だつ色彩」P16抜粋
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色の性質を知らないために、今日われわれの日常生活の中でうける損失は
いろいろあげられる。
色の性質を知ってさえおれば充分避けられるような不愉快さはしばしば
体験するし、色彩のために影響され不必要に腹立たしかったり、
気分が落ち着かなかったりする場合もある。
また生産を担当する工場なので、色の無知のために莫大な損失をしたり、
会社の事務効率が低下したり、商業の上で大きな経済的な損害をしたりする。
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「色彩からの恩恵」

ではなく、

「大変な損失」

という表現が面白いですね。

実際に私がカラー監修した店舗で、
真っ赤なテーブルやイスをベージュや透明に変えたことで
クレームが半減したという実績もありますし、

友人のカラーコンサルタントが実際に工場の色を白く指定して、
白すぎて落ち着かないと後でクレームが来たという話もあります。


そして、この「色彩の無知は大変な損失」を証明するべく
今年の1月にパーソナルカラーとカラータイプ診断を受けていただいた
企業様にその後の追跡アンケートも実施しています。

「色の知識を得たことで視野が広がった!」

と社長さんに言っていただいています。

色と業績との関係
色とウエルビーングとの関係

これを証明していきたいですね。