僕の話も聞いて!創造タイプの子供の声2019/02/12
「 人間と宇宙人は果たして上手くコミュニケーションが出来るのか? 」
アメリカでは随分と宇宙人についての研究が進んでいると聞きます が、
日本ではまだまだ「???」の領域ですね。
私が代表を務める(一社)カラータイプ協会。
何故か創造タイプの人がたくさん集まって来ます。
(後は創造タイプのお子さんを持つママたちが多いのです。)
「今まで、親やまわりから〇○しろといつも言われて、
自分の話を聞いてもらえなかった。
でもカラータイプを知って、それが解放されました!!」
と満面の笑みでお話しされるのです。
そんな時に『カラータイプ』は創造タイプ理解のため、
引いては「創造性」とは何か?を深く考えることに
お役に立てると考えています。
とにかく「創造タイプ」の行動や思考回路が他のタイプ
からはよく分からないのです。
創造タイプ同士は別にいいのです。
「私はこれが良いと思うけど、あなたは違うのね~。」と
好みが違うのは個人の問題だと思っているので、
特に問題にはなりません。
でも、他のタイプ(決断、協調、堅実)にはさっぱりと
創造タイプの行動について理解が出来ません。
創造タイプの頭の中で広がっている「イメージ」や
「思いつき」が外から『視える化』出来ないので、
創造タイプが大事な考えごとをしている時にも
「何もせずにボーっとしている!」に見えてしまいます。
では、具体的に私が相談を受けた創造タイプの
お子さん(小学生)を持つママたちからのお悩みを
子供さんの立場で2つ解説していきますね。
◆お悩みその1.
『創造タイプの子供が門限までに帰ってこない。』
ママからの相談:
「ウチの門限は6時と決めています。
晩御飯は6時半からなので、それまでに帰ってきて
ご飯を食べられる用意をしなさいと。
それなのに何回言っても6時に帰って来ない。
6時10分とか15分に帰ってくる。
約束を守れない子は、社会に出てから困ることになるのに。」
創造タイプの子供の心の声:
「晩御飯が6時半だったら、それまでに帰ればいいじゃない。
別にまだ外は明るいし。
帰ってからすぐに晩御飯食べられる準備が出来るよ、ママ」
解説:
「創造タイプのお子さんに『約束だから約束を守りなさい。』は
通用しないのです。
『晩御飯に間に合うように帰っておいでね。』だときっとそれなら
納得がいくと思いますよ。
それに遅れて帰って来て怒られるのは納得出来るのです。」
◆お悩みその2.
『創造タイプの子供がオモチャを散らかしてしまうのが困る。』
ママからの相談:
「子供部屋をオモチャで散らかしてしまい、 全く片付けようとしない。
部屋の中が大変なことになっている。どうしたらいいでしょうか? 」
創造タイプの子供の心の声:
「せっかくLEGOでこんないいのが出来たのに、ママはすぐに
片付けろっていう?遊んでいるのに何で??
部屋が散らかっていても、僕は全然困ってないんだけど。」
解説:
「子供さんは、別に部屋を片付けるためにオモチャで遊んで
いる訳ではありません。オモチャをたくさん広げて頭の中を
思いっきり広げて解放しているのです。
出来上がった作品を一緒に楽しんで、喜んでください。
子供部屋の中であれば、別にオモチャが散らかっていても
誰も困らないので、週末にでも一緒に片付けを手伝って
上げれば、きっと喜んでお片付けすると思いますよ。」
そんなカラータイプ別学習法はこちらで
紹介しています。
↓
【タイプ別教育に関するカラータイプ理論論文】
関西学院大学経営戦略研究家 研究会誌 掲載
ビジネス&アカウンティング・レビュー 第22号
「経営理念・ビジョンとマーケティング戦略の整合性
-カラータイプ理論からのアプローチ-」
(佐藤 善信/河野万里子)
(*P27~ 31にカラータイプ別学習塾分析について解説しています)
創造タイプに対する教育法のキーワードは
・信頼して、愛情を持って「放っておく」
・食事の用意や金銭的な援助など「 必要なことは黙ってサポートする」
・子供に良かれと思った情報収集(塾や学校の情報など)は
「黙って机の上においておく」
⇒間違っても「こんなに色々調べたのに!」 と恩着せがましくしない。
などがとても重要かと。
創造タイプについては、
親の立場、子供の立場、先生の立場それぞれについて
もっともっと深堀りして今後解説していきますね。
何といっても「教育改革」のキモは
「自ら学び」「自ら考える力」「豊かな人間性」
「多様な個性」「能力の伸長」
ここには「創造性とは何か?」を理解することが
とても必要だからです。