コーポレートカラーの決め方と色イメージ一覧2020/04/22

コーポレートカラーを決めることは、企業のブランディングにとって非常に重要です。
色を使うことで企業コンセプトや商品コンセプトを視覚化することができます。
「視覚化=相手にわかりやすく伝えること」となるのです。

 

色が決まるとサイトなどの情報発信ツールやパンフレット等の販促物のイメージを固めることができます。これによりスピーディーかつ正しい情報発信が可能になります。今までの制作物に対する食い違いが最小限まで抑えられ、制作物などにかかっていた無駄な時間が大幅に改善されます

 

色彩心理に合った色選びは結果としてターゲットを選定することができ、お客様のニーズとズレがないアプローチに繋がります。色の決定は広報イメージを統一して打ち出し、色彩心理的効果を最適配色で表現することでブランドイメージが上がります。

ステップ1 色決めのキーマンを明確にする

まず、色決めの最終的な決定者(キーマン)は誰なのかを明確にします。
コーポレートカラーの決定は「民主主義」ではなく「トップダウン」でいきましょう。
例えば、最終的な決定者が社長の場合。社長の嫌いな色が「緑」だとすると、緑は最初に候補から外しておきましょう。
スタッフの多数決で色が決定した場合でも、最終的な決定の場で社長(キーマン)の意見で覆されてしまうことはよく起こります。

ステップ2 理論的に色を決める

色決めで迷走してしまうのは、「なんとなく」で選んでしまうから。
具体的な色決めのプロセスがないと、「本当にこの色でいいのか?」と決めきれずに時間がかかってしまいます。

カラータイプ®理論を使った色決めは、メッセージを色に変換できるのが大きな特徴です。
こだわりや想い、または誰をターゲットにするのかを明確にし、色彩心理に置き換えてふさわしい色を決めましょう。

 

※カラータイプ®理論とは
13色の色彩心理を4つのタイプに分類したオリジナルメソッドです。

 

 

【実際のカラーコンサルティング例】

●スマートさをアピールしたいので「ターコイズ」
●企業理念が「信用」と「チャレンジ」  ⇒「青」と「オレンジ」
● カレーをスピーディに提供したいので「赤」

コーポレートカラーの色イメージ一覧

■決断タイプ3色

黒の色彩心理
孤独/独立心/完璧主義/威厳

 

赤の色彩心理
ドラマチック/スピード/決断力/目立ちたがり

 

オレンジの色彩心理
チャレンジ/仲間意識/社交性/リーダーシップ

 

■創造タイプ3色

紫の色彩心理
個性的/美意識/精神性重視/ミステリアス

 

ターコイズの色彩心理
洗練/アンチルール/クリエイティビティ/新規性

 

黄色の色彩心理
フレンドリー/マイペース/ユーモア/知識欲

 

■協調タイプ3色

グレーの色彩心理
控えめ/おとなしい/用心深い/デリケート

 

水色の色彩心理
思いやり/気配り/謙虚/サポート

 

ピンクの色彩心理
やさしさ/依頼心/甘え上手/外見美

 

 

■堅実タイプ3色

茶色の色彩心理
堅実/品質重視/信頼/現状維持

 

青の色彩心理
信用/ストイック/冷静/常識的

 

緑の色彩心理
おだやか/安定/平和主義/バランス

 

 

 

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