異人館で建物と人との関係を感じた日2023/10/06
先日、コノイロpjメンバーたちと11月のイベントに向けて
神戸北野の異人館に下見に行ってきました。
予め、異人館たちをパーソナルカラーに分類していたので
異人館めぐりは「あっ、ここはサマーさんが似合う○○異人館だ!」
みたいにおしゃべりしながら。
でも、ここで改めて新しい発見があったのです!
「自分のパーソナルカラーに似合う異人館を見つける」
という楽しみ方だけではなくて、
「今日着ている色と同じ色の異人館の前でその色彩心理にあったポーズを決める」
というのもすごく楽しめました。
コノイロpjメンバーたちもそれぞれに「思いっきりポ~ズ!!」でした(笑)。
これを見て、異人館を案内してくれた大阪公立大学大学院の白数さんは、
こんなコメントを。
↓
このポージングの写真たち、めっちゃ色んな可能性を感じます(笑)
・建築は背景として、人がその背景を読み取って最大の効果を引き出す感じ
・その結果、周囲の環境も魅力を引き出される感じ。
・で、結果的に五感や身体性が分離されないまま、全身で街を楽しんでいる感じ
などが、伝わってきます!異人館の色を楽しみたいとは言い始めましたが、
既に予想を超えた楽しみかたを見れた気がしました!
建物オタクの白数さんのコメントはやはり奥が深いです。
坂道もある中、下見の異人館散策は「1万歩」となりました(笑)。
もともと私がカラーコンサルタントになるきっかけのひとつに、
「ドイツの美しい景観を見て、日本も親から子供に引き継ぐカラー教育が必要だと
思ったこと」があります。
美しい街並みや景観が一朝一夕でつくれないからこそ、
それを守る美意識や教育が必要ですね。
美しい景観を守っていくこの話は、
白数さんの研究室の先生もすごく共感してくださいました。
このイベントで「街づくり」に関わるお仕事をされている行政の方たちにも、
この考え方が伝われば良いなと思っています。