商品企画の中の『カラータイプ理論』の役割2023/09/19

「河野先生はカラーコーディネートだけではなく、
商品のコンセプトづくりからストーリーも考えられる方ですか?」

と問い合わせが来たのが8月頭のこと。

何でも、
「カラーコーディネートの先生はいるが、
コンセプトづくりから出来るカラーコンサルタントがいなくて探している」
とのこと。

私はもちろん「それがとても得意なカラーコンサルタントです」と答えました。

そこからカラータイプ、パーソナルカラー、色彩心理、カラーコーディネートまでの理論を全て入れた商品企画に必要な3日間のプログラムを作成して提案しました。

以前からそれを総合して「カラーマーケティング」サービスとしていましたが、
今回いただいたご要望で、
カラータイプ理論の立ち位置をよりはっきりと打ち出しました。


それを全て『決断タイプ』の例をとってご説明しますね。

1)【カラータイプ理論】 ターゲット分析:性格
  決断タイプ・・・行動的、スピーディ

2)【カラータイプ理論】 タイプ別欲しい商品
  決断タイプ・・・高級品・最先端

3)【カラータイプ理論】 タイプ別好む色
  決断タイプ・・・黒・赤・オレンジ・ショッキングピンク

4)【カラータイプ理論】 タイプ別好む配色
  決断タイプ・・・一色、コントラストが強い配色、モダン配色

5)【カラータイプ理論】 タイプ別好むコピー文
  決断タイプ・・・文字は大きく、コピーは完結に

6)【カラータイプ理論】  タイプ別良い接客法
  決断タイプ・・・特別扱い

7)【カラータイプ理論】  タイプ別NG接客法
  決断タイプ・・・無視

8)【カラータイプ理論】  タイプ別求める接客者像
  決断タイプ・・・バシっとスーツを着こなしての接客

9)【カラータイプ理論】 タイプ別好む空間
  決断タイプ・・・高層階、ラグジュアリーな空間


商品企画者向けだけでも9つの切り口がありました。

ここに、色彩心理やパーソナルカラー理論を合わせて落とし込んだのが
今回の商品企画提案になります。

私としては、これでほぼ「カラーマーケティング」サービスの完成形に
近づけたのでは無いかと思っています。


カラータイプ理論には他にも

自己分析の切り口、
対人関係のコミュニケーションの切り口。
タイプ別の指導法学習法、能力開発などがありますが、
それはまたの機会にさせていただきますね。