「こども教育」について その22023/05/23
前々回取り上げた「こども教育」についてのメルマガ。
何人かの方から「共感しました!」とのご感想をいただいたので
今回もそのテーマでお届けしたいと思います。
子育て真っ最中の方に子育ては卒業した立場から少しでも
お役に立てるお話ができればと思っています。
では私自身の子育てについて。
実は子育てに悩んでいらっしゃるママさんたちには申し訳ないぐらい、
ほとんどストレスや悩みのない(もちろん、大学受験や就活はそれなりに
ヤキモキはしましたが)子育てをすることが出来ました。
それは何故かと言うと「反面教師の母親の存在があったから」です。
もう亡くなった親のことを悪く言うのは、私も心苦しいのですが、
母は、完全に
・他の子どもや兄弟と比べる。
・受験に成功するとそれを自慢して周りに吹聴するが、
受験に失敗した時には「どうしてあなたは受験に失敗したのか」と子供を責める。
・自分の価値観を子供に押し付ける。
・子供の将来の職業を、親が決めている職業以外は許さないという圧をかける。
をする人でした。
私自身は学校の成績が特に良くも悪くもなく、
女ということでかろうじて母の毒牙にかからなくて済んだのですが、
その被害に一番あったのは、頭の良かった兄です。
賢い親戚たちと比べる。
大学受験に失敗した時は、その連絡を聞いてフテ寝をする。
その日の夜、落ち込んで帰って来た兄に
「あなたは○○大学に絶対合格すると言っていたじゃないの!!」と責める。
本当にヒドイ話です。
これを見ていた当時中学生の私は、
「落ち込んでいる子供に向かって何てことを言うんだ!
私は絶対にこんな親にはならない!!」と誓ったのです。
なので、子育てに関するポリシーはもう10代の時に確立されていた
ことになります。
このポリシーを持って子育てをすると、
ブレる自分がないので本当に親自身がストレスフリーになれるのです。
では何故、母はこういう言動を取ったのか?
それは、そうすること以外に自分を認めてもらうものが無かったからだと思います。
専業主婦で、子供を使うしか承認欲求を満たす方法が無かった。
そこで今、子育てに悩んでいらっしゃるママさんたちにアドバイスするとすれば、
・子育て以外に仕事や趣味、ボランティア活動、勉強などに時間を使ってください。
・相談する相手は、ちゃんと選んでください。
の2点です。
子供の教育に24時間356日時間をかける人の本なども出ていますが、
それを見てすぐに真似しようしないでくださいね。
その前に「自分の自己分析」。
出来ることはする。
出来ないことは無理をしない。
ぜひ、そんな感じで乗り切っていただきたいと思います。
「カラータイプ研究会」の「こども教育」のメンバーたちも
このテーマに真剣に取り組んでいます。