論文の振り返りと今後2022/11/09
10月に発表した論文の振り返りがありました。
共同論文者である佐藤先生が主催されているマーケティング研究会の中でです。
私ともう一人の山本さんはオンラインで参加。
他の方の論文発表を聞くことができ、
私たちも当日と同じ役割分担しながら発表しました。
今回は共同論文者で、カラータイプインストラクターの山本邦子さんが、
バトミントン選手としての経験を、
どのペアであれば最高の結果になる価値共創が起き、
どのペアになると最悪の結果になってしまう価値共破壊が起きるのか
という経験をギバー&テイカー理論を用いて、
そしてそれをカラータイプで分析する、という内容です。
バドミントンという試合ですので、
ペア同士に信頼感やリスペクトが無いと結果が出ないのは容易に想像できます。
同じ決断タイプ同志のペアでも、
自己肯定感が高い負けず嫌い同士であれば、
高い目標意識を持った同士の強いペアになり勝利の結果が出る。
しかし、同じ決断タイプ同士でも、
試合の流れが劣勢になってくると、
自分の方が優秀、強いという自己肯定感の高さや負けず嫌いが
マイナスに働いてしまい、
自己中心的で感情ままの言動になってしまう。
それが怒りという感情になり、最も結果の出ない組み合わせになる。
では、この決断タイプ同士がペアになった時に、価値共破壊にならず、
価値共創のペアになるにはどんな心がけや行動が必要か?
相手との目くばせや声かけなどを心がければ、
その決断タイプ同士のペアが価値共破壊から価値共創へと向かう、
結果の出るペアになることが出来るのではないか?
という考察です。
この発表のあと、また3人で今回の研究を更に深めるにはについての
打合せを行いました。
カラータイプ理論の研究はどこまでも広がります。
近く、「カラータイプ研究会」なるものを発足したいと思っています。
今回の論文について、オンラインで発信します。
11月15日(火)14時~14時45分
スキマCLUBにて
(URLは近日発表)
日本マーケティング学会論文ページ
https://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=378