『カラーの仕事とお金にまつわる失敗談』2022/04/06
来週火曜日のオンライン講座は、税理士の山本貴栄さんをゲストにお招きし、
タイプ別のお金に使い方の傾向などについてトークする予定です。
そこで今回のメルマガのテーマも『お金』にしました。
カラーの仕事でのお金にまつわる話はいくらでもあるのですが、
今回は、サービス料金の回収に苦労した話と無料サービスを必要以上にして
しまった話をお伝えいたします。
一つ目は、カラーの仕事を始めて2年目のこと。
通信教育の会社から「カラーコーディネート講座の案内ビデオ」の撮影を頼まれ、
東京に行きビデオ撮影をしました。
企業からの依頼はたぶんこの時が初めてだったと思います。
無事、ビデオ撮りも済み仕事が完了したので請求書を送りました。
一般的な「月末締めの翌月末払い」です。
ところが、翌月末を過ぎても入金がありません。
担当の方に「まだ振込みがありませんが。」と丁寧にお伝えしました。
「そうですか?経理に聞いてみます。」
そしてまた次の月末が過ぎても振込みがありません。
また、連絡をしました。
すると、その担当者からは「経理に伝えたんだけどな~。」という返事。
結果として、このやり取りが半年間続きました。
仕事を始めたばかりのカラーコーディネーターだから、舐められている!!
正直、悔しくて悔しくて。
半年間粘ったお陰でやっと回収することが出来ました。
この経験から、仕事を受注した後には必ず「業務受注確認書」に
仕事内容や条件などを明記し著名と捺印したものを送り返してもらう、
ということを徹底しました。
その後、このような不愉快な経験は無くなりました。
もう一つの失敗談は、
某会員制サービスの会社からの顧客へのカラーアドバイスの依頼。
最初は、「1日だけ何人かにカラーアドバイスをして欲しい。その反応が良ければ、
これから開設するカルチャー講座での導入を検討します。」
という内容でした。
カラータイプを使った講座の新規開拓が出来るかも知れない。
そう思い、無料でカラーアドバイスの依頼を受けたのです。
ところがそれが1日では済まず、「お客様が希望されているので、
もう1日追加してもいいですか?」といって、
結果丸4日間カラーアドバイスをすることになったのです。
その後・・・。
全くカルチャーへの展開は進まずでした。
そもそもそんな計画があったのかも今となっては分かりません。
私も、「カルチャー講座への展開」というニンジンをぶら下げられた状態で
1日のサービスに留めず、日程を追加してしまったことを反省しました。
どちらも企業の「不誠実な対応」例になりますが、
こういう目に合わないためには、そのような不誠実な企業を相手にしないで
済むように自分の価値やサービスを上げることが一番の策になりますね。