ママ友と息子の涙2022/01/11

今でこそ共働きは当たり前ですが、私が起業した頃はまだまだ女性が働くというのは結構難易度が高いものでした。
そんな当時の懐かしい話をママ友ともしました。
「そうだ!あの時の息子の涙で私の働き方スタイルを変えたな~」と懐かしく思い出しましたので、そのことを今回のメルマガでお伝えしたいと思います。
ちょうど5年前の関西ベンチャー学会誌のコラムでそのことについて綴った「働き方改革と女性の起業」の一部抜粋を紹介させていただきますね。
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私が2002年に起業したときに比べると、15年が経った2017年現在、随分と世の中の意識が変わったと感じます。「結婚をしても子供を産んでも仕事をする」という女性の生き方が社会に浸透し、そういう意味では文字どおり「女性が活躍できる社会」という意識と基盤づくりははっきりと進んでいると言えるでしょう
あとは、実際にどのようなスタイルで仕事をするのか?
結婚や出産、転勤や介護などの諸事情をどのように乗り切るのか?
これは行き当たりばったりではない、準備と計画が必要だと思います。
私自身、一人息子が幼稚園の年中の時に起業したのですが、カラーの仕事を今まで続けて来られたのは、まずは家族(主人)の協力、ママ友の協力、同じような環境で起業をした起業仲間との連携などがあったからです。
それでも、講座や研修などが増えて行き、家に帰る時間が遅くなり、週末も仕事三昧という状況になった時は、今から思えばあのまま突き進んでいたら、家族とのコミュニケーションが取れなくなり、または自分自身の身体が悲鳴を上げていたのではと思います。
その打開策として考えたのが、自分が講師をするのではなく、講師を養成することでした。
自分の替わりに講師として立ってくれる人を育てることに集中しました。
子供が確か、小学校の高学年になった時です。
これによって、売上は下がったのですが、自分の時間がかなり融通きくようになり、
それまで全くと言っていいほど参加できなかった子供の「参観日」に、遅ればせながら参加できるようになりました。自分の時間を家族の時間(特に子供の時間)を最優先に考えたのです。
このきっかけになったのは、「息子の涙」でした。
いつもどおり、参加出来ない参観日の日の夜に帰宅した私に「今日は参観日・・・。」と言って、目に涙をいっぱいに浮かべた息子の姿を見たときには、「今までずっと我慢していたのか」と思わず胸が痛くなり、「ごめんね。」と言って思いっきり抱きしめました。
この件で私は猛反省し、「子供に淋しい思いはさせない。」と働き方を、「自由になる時間」と「自由になる仕事空間」を中心に考えるようになりました。
このような経験を経て、私自身、カラービジネスコンサルタントという肩書以外に
一般社団法人カラータイプ協会の代表理事として、協会ミッションを
「“カラータイプ”で個性を尊重し、自由自在なライフスタイルとビジネススタイルをサポートします。」として、頑張る女性を応援しています。
「時間を自分で融通できる」「仕事場所も自分で選べる」というようなスタイルを起業という形で出来れば、これからの社会に必要なストレスフリーな新しい働き方ができるのではと考えています。
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仕事と子育てや家事などの両立に四苦八苦されている読者の方もいらっしゃると思います。
少し先輩としてアドバイスさせていただくとしたら、
家族や子供のSOSのサインを見逃さないで欲しいということです
あの時息子が泣いてくれなかったら、
そして私がそのサインを見逃してそのままのスタイルで仕事を続けていたら、
ひょっとしたら今のような息子との関係ではなかったかも知れません。
ちゃんと家族の顔を毎日見ていたら、きっとSOSのサインも気づけると思います。