自分の可能性に気付く盲点の窓ワーク2021/11/02
起業家、社会人、学生が集まってコラボ企画を開催することになりました。
コラボする相手様は、会社の新規事業で「従業員の個性を可視化する」システムを開発されています。200近い質問に答えると、自律性や幸福性など12項目がグラフ化されるシステムです。
今回のコラボは、似たような「人の個性を見える化」するサービスを持っているもの同士が組むことで、また新しい発見があるのではないかということで進みました。
打合せの時に、「学生や社会人なりたての人にどういう切り口でワークをすれば、一番のお役たちになるのだろうか?」と議論した結果、
「ジョハリの窓の盲点の窓(自分は気がついていないが、他人は知っている自己)について
アドバイスがもらえるワークがいいのでは?」という話になりました。
ジョハリの窓は、
心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになったものです。
ジョハリの窓は4つあり、
「開放の窓」 自分も他人も知っている自己
「盲点の窓」 自分は気がついていないが、他人は知っている自己
「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気がついていない自己
「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自己
その中の、「盲点の窓」は
「初対面の人とすぐに打ち解けることが出来ない」
「人前で話すのは得意ではない」
など、自分で(勝手に)「苦手だ!」と思い込んでいることが多いのです。
これらも、マイナスではなくプラスに転換して行けば、
「用心深くて、中々行動に移せない」 (グレー『用心深い』)
⇒ 失敗の少ないたくさんの方法を考えることができる。
「初対面の人とすぐに打ち解けることが出来ない」(黄色『フレンドリー』がない)
⇒ ワークの時にちゃんとメンバーに必要な声掛けはしていた。
など。
苦手だと思い込んでいることは、自分で自分の可能性のフタをしてしまうことにもつながります。
それを、ワークで「苦手だ!」と思っていることに敢えてチャレンジし、
その姿を他のメンバーからのフィードバックをもらう、という内容です。
私は、色のキーワードが書いてあるカラータイプカードを使います。
きっと、その思い込みの「苦手」が他人からみれば、
プラスの行動に見えることも多いと思うのです。
「盲点の窓」をつつくのは、自分一人では中々難しい。
若手社会人と学生とのワーク。
どのようなコラボワークになるのか楽しみです。