兵庫県職員募集ポスターのカラー戦略|コロナに打ち勝つ黒と黄色の組み合わせ2020/05/22
令和2年度の兵庫県職員募集ポスターが掲示されていました。
「黒の文字(ゴシック体)」×「黄色の背景」という目を引く配色です。
公務員募集のポスターの多くは落ち着いたトーンのブルーなどがよく見られるので、
それに比べると挑戦的な色合いですね。
「黒」自体は高級感を与える色で、「黄色」は明るく華やかな印象の色ですが、
組み合わさった途端に「危険を知らせる」機能を持った主張の強い色になります。
身近なところだと、道路の警戒標識や踏切に使われています。
採用では、世相を反映して、その時々に合った人材が求められます。
今の時代でいうと、緊急事態宣言を経て終息の気配が少し見えてきた新型コロナウイルスですが、
経済や教育の損失を取り戻すためには、これまでにない取り組みが必要とされるでしょう。
コロナのイメージを色に例えると、紫の「ミステリアス」と赤の「ドラマチック」。
人類に「平等」に襲い掛かっているという点では「白」の要素もあります。
紫の「ミステリアス」の色彩心理は、
「予測できない視点や発想で周囲に新しい気づきを与えます。
反面、理解しづらく扱いにくい印象をいだかせることも。」
赤の「ドラマチック」の色彩心理は、
「話題づくりに事欠くことなく、華やかな行動をとります。
でも巻き込んだ相手をふりまわし、疲れさせてしまいます。」
※詳しくはこちら【カラーでコロナ対策】コロナを色に例えると?
コロナショックの「紫」と「赤」という激しい色に対抗するには、
「黒」と「黄色」という一見毒々しくも見える配色で対抗できるような人材が必要なのかもしれません。
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