カラーの色決めは次の3ステップを踏んでコンサルティングを行っています。
3つのステップを押さえた配色の提案であれば必ずご納得いただける色を導き出すことができます。
色を選ぶ場合、まずはじめにすることは「変更できない色」、または「変更しない色」の確認です。特に使用しなければいけないロゴカラーがある場合にはその制約の中で色選びをしていくことになります。
また、店舗のカラー監修の場合は、隣の店舗の色が大きく影響しますのでそこで差別化をするというのが前提条件となります。
今そこにある色の確認はカラー戦略を立てる上での前提条件です。
カラータイプ®理論を使ったコンサルティングは、メッセージを色に変換できるのが大きな特徴です。商品のこだわりや想い、または誰をターゲットにするのかを丁寧にヒアリングした後、カラータイプ®理論に置き換えてそのふさわしい色を2〜3色を選び出します。
1,000人以上の色嗜好調査データを使って、商品販売やマーケティングのカラー戦略に活用します。例えば商品が茶色とグレーと黒の3色があった場合、赤が好きな人、または赤のファッションや小物を身に着けている人が購入する確率は黒が一番高く、グレーが一番低いという結果になっています。茶色に関しては、好きな人と嫌いな人に大きく2つに分かれます。このデータを活用して、お客様への商品提案のミスマッチを減らし、購買率アップを図ります。
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これらのステップを踏まえた上で、そこにふさわしい色を選んでいきます。お客様の抱えている課題や問題をカラーで解決します。そしてさらにトレンドカラー情報や、美的な配色テクニックを駆使することによって、色を味方につけたブランド戦略を構築します。
企業のロゴカラー、ホームページのカラーなどのコンセプトカラーを選定し、最適配色をご提案いたします。
御社の企業理念や望むイメージ、さらにターゲットの価値観、嗜好から選び出された色を、さらに美的あるいはわかりやすさといったさまざまな効果の得られる配色にまで落とし込みます。
西宮商工会議所様 ホームページご担当者向け
ホームページカラー監修直接指導
内容
ホームページカラーコンサルティング
場所
西宮流(兵庫県西宮市)
西宮商工会議所様より、「今までの文字情報ばかりの個性のない硬いホームページのイメージを一新して全国のどこの商工会議所よりも、すっきりと明るく、スマートなサイトにしたい」とご依頼がありました。
クライアント様である西宮市の魅力を最大限に表現できる色は何色かを、洗い出しました。
まずは「西宮市らしさを表現する色は何か?」のキーワードの洗い出し、住みやすい街として人気があり、人口が増え続けている西宮市を表現する色として、オレンジと青を選びました。
それを「カラーポリシー」と位置付け、西宮の色を表現しました。
ターゲット層としては現在西宮市民として増えてきているファミリー層の世代を意識し、住みやすさ・親しみやすさをアピールしています。
「明るく、カジュアルな配色で情報収集がしやすく、サイトリニューアル後、資料請求などが増えました。」
店舗のコンセプトカラーを選定し、ロゴカラーや印刷物、外装・内装などに最適配色をご提案いたします。
店舗内のあらゆる場面でコンセプトカラーを繰り返し活用することで、店舗やオーナー様のぶれないこだわりを再確認するとともに、ターゲットとなるお客様に一貫性をもってアピールします。
カレーショップ『元町通り3丁目』様
店舗ブランディングカラー監修直接指導
内容
店舗ブランディングカラーコンサルティング
場所
神戸市(兵庫県)
カレーショップのカラーブランディングのご依頼でした。
ご希望は、「1ケ月でオープンなのでスピード感のある決断がしたい」ということとさらに「近隣のビジネスマンが一人でも、短いお昼休みでこだわりのおいしいカレーでくつろいで楽しんでいただきたい。キーマカレー1品で勝負したい。」ということでした。
まずはサービス内容が「カレー」なので、誰もがカレーをイメージできる色(黄色)を確認しました。
次に、オーナー様の「スピード感・味にこだわり・くつろぎ提供」というこだわりを色で表現しました。
スピード感=赤色、味にこだわり(品質重視)=茶色、くつろぎ提供(安心)=緑
最後に、ターゲットである男性ビジネスマンがくつろいで落ち着ける色であるか再度確認し、黄色・赤・茶色・緑の4色を店舗ブランディングカラーとしました。店舗外装・内装のみならず、小物から印刷物まで活用していただいています。
「店舗ブランディングカラーを決める手順の間に、お店に対する自分の迷いがなくなり、あらためて『こうしたい!』という思いを再確認することができました。」
「この4色だけを使うと決めることができたので、内装の色決めや小物の買い出しなど、すべてにおいて迷いなくスピーディに決定することが出来ました。」
商品そのものの色、イメージの他、クライアント様の商品に対するこだわり、さらにはターゲットとなるお客様の価値観、嗜好といった要素を丁寧にヒアリングし、商品コンセプトに合ったパッケージカラーをご提案いたします。
トレンドを意識した斬新なカラー提案から、商品の歴史や想いなどを汲み取ったうえでの更に商品力を高める新たな配色提案をいたします。
神戸菊水様 ご担当者向け
佃煮のパッケージカラー監修
内容
商品パッケージカラーコンサルティング
場所
神戸市(兵庫県)
商品コンセプトに合ったパッケージカラー(4案)のご提案でした。
神戸発の商品ということで、『神戸の和』をキーワードに、京都の和でも、奈良の和でもない配色提案をしました。黒毛和牛の神戸ビーフという商品柄、高級感を感じさせて、なおかつ「神戸の和」というキーワードでのカラーコンセプトにしたいというご要望でした。
和牛という商品柄、誰もが和のテイスト、高級感というイメージをふまえ、少しくすんだ深みのある色を選びました。さらにクライアント様のご希望する「神戸らしさ」とは何か、京都や奈良とは違う「和」のイメージとは何かを洗い出し、青、赤、緑、茶色のバリエーションで、全体に和を感じさせる少しくすんだ深みのある色を使用しながらも、配色にメリハリをつけたコントラストで、神戸にふさわしいモダンさを表現しました。和牛の佃煮を神戸のお土産に選ぶ層を、神戸モダンに憧れる中年女性と想定した配色にしあげています。
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カラーマーケティングとは、色が人に与える心理的・生理的効用を有効に使い、売れる商品・サービスを展開するためのマーケティング戦略のことです。
色を戦略的に使うことで、狙った顧客層にピンポイントでアプローチすることができます。
このページでは、一般的な色ごとの効果の解説に加え、性格タイプ別の嗜好色についてもご紹介します。
高級な、洗練された、男性的、陰気な、不安
黒を効果的に使用すると、高級で洗練されたイメージを演出できます。一方で、空間に黒を多用しすぎると圧迫感を感じさせる場合もあるので、使用量には注意が必要です。
情熱的、派手、愛情、華やか、目立つ、興奮、怒り、爆発
赤が顧客の購買意欲を掻き立てることはよく知られています。ただ、店舗内に赤が多すぎる場合、顧客の苛立ちやクレームの発生しやすさにつながるので注意しましょう。
陽気な、外向的、楽しい、親しみやすい、うるさい
オレンジは、陽気で親しみやすい印象を与えることができます。その一方で、使用するシーンによってはうるさく感じてしまう場合もある色です。
神秘的、高貴な、個性的、下品な
紫を使用すると、高貴さやこだわりを印象付けることができます。反面、個性的な色なので人によっては受け入れられにくいことがあります。
洗練された、アンチルールな、創造的な、新規性のある
ターコイズを効果的に使うと、洗練されたおしゃれなイメージになります。ただし、青と緑の中間色ということもあり、はっきりした色を好む顧客にとっては敬遠されることも。
明るい、若さ、愉快、子どもっぽい、注意
黄色は楽しく明るい気分にさせる色で、春をイメージした商品や子ども向きの商品などに向いています。黒と組み合わせると「危険を知らせる」主張の強い色になります。
都会的な、中立的な、地味な
グレーは主張が強すぎない色なので、他の色と組み合わせるとその色を引き立たせる効果があります。反面、使い方によっては地味な印象になることも。
優しい、清潔感、品のある、みずみずしい
青空をイメージさせる水色は、比較的万人受けするので使いやすい色です。その分、顧客に強烈な印象を残したりインパクトのあるアピールをしたりしたい時には向いていません。
優しい、かわいい、女性らしい、頼りない
桜の花びらを連想させるピンクは、優しい癒しの印象を与える色です。ただ、頼りなく感じさせることもあるので、ビジネスシーンには不向きな時があります。
伝統的、保守的、信頼感、古ぼけた
革製品からイメージされるように、茶色を使用すると伝統的で信頼感ある印象を与えることができます。一方、保守的な印象になるのでつまらなく感じられることもあります。
知的な、静寂、冷静な、悲しみ、憂鬱
青という色は、過去の嗜好調査でも万人から好かれやすい色という結果が出ています。嫌われるリスクが少ない一方で、真面目でおもしろくないといった印象に映ることもあります。
安全な、豊かさ、自然な、健康的、未熟な
植物をイメージさせる緑は、安全で健康的な印象のため人をリラックスさせる効果があります。ただ、穏やかな色なので印象に残りづらいというデメリットもあります。
清潔な、新しい、シンプルな、味気ない
医師や看護師の白衣のように、白という色は清潔なイメージを与える色です。ただし、真っ白すぎると潔癖で近寄りがたい雰囲気になることも。
ナチュラルな、安らぎ、家庭的な、平凡な
ベージュはナチュラルで人に安らぎを与え、インテリアにも取り入れやすい万能な色。ただし、家庭的すぎて平凡な印象になってしまう場合もあります。
年代別、世代別の好きな色の傾向はもちろんありますが、カラータイプ®を使うと、性格タイプ別のカラーマーケティングが可能です。ここでは、2012年のカラータイプ®別色嗜好調査の結果をご紹介します。
黒高得点者の基本イメージ
全身黒づくめだったり、鞄や携帯電話、財布などの小物が黒一色。独自のスタイルを持ち、完璧主義で徹底したこだわりの人です。
コミュニケーションはクールですが、無視されると不快になるので、きちんとごあいさつを。自分の意見を貫き通すので、サポート役に徹したほうが喜ばれます。
赤高得点者の基本イメージ
女性ならリップやネイルが「真っ赤」、男性なら小物に「赤」が見え隠れする人。ワクワクが大好きでドラマチックな性格。プライドの高い女王様です。
自分を磨く努力を怠らず、おしゃれで美容に関心があります。携帯がつながらないだけでイライラするので、対応はテキパキと。
また、チープなものは好みません。「あなたに相応しい」と高級なものを。
オレンジ高得点者の基本イメージ
「オレンジ」を好んで持つ人で、目立ちたがりでかなりの寂しがり屋さん。人情に厚く、面倒見のいい親分肌。みんなでワイワイが大好きです。
初対面でも打ち解けるのが得意ですが、ノリが悪い人はあまり好きではありません。明るく楽しいトークをする人です。また、自分が後回しにされると拗ねてしまうことも。
紫高得点者の基本イメージ
人と違っていることに価値を見出す「紫」の人。「個性的ですね」は「独特の世界観を持っていますね」という最上級のほめ言葉となります。絵画や音楽などに関心が高く、独特のおしゃれを楽しんでいます。その人のこだわりを見つけて「素敵ですね!」とほめ、共感していきましょう。
ターコイズ高得点者の基本イメージ
「ターコイズ」を好んで持つ人はプライドが高く、特別感を重視するこだわり派。会話にもファッションにも「洗練」や「センス」を求めるので、歯切れの悪い人はスルー。クリエイティブな話が出来る人を求めています。
黄色高得点者の基本イメージ
小物が「黄色」だったり、プライベートでは黄色いTシャツで弾けている人。悪ノリで子どもっぽいところが憎めないムードメーカーです。実はしっかりと人の本質を見ており、意外なコーディネートや機転のきいた対応ができる人を評価します。ニコニコ笑顔のかわいげも大事。
ピンク高得点者の基本イメージ
お洋服も小物もピンクでかわいいものが大好き!男性ならピンクのシャツやネクタイの彼。まちがいなくロマンチストで甘え上手です。
人とのコミュニケーションが好きな人ですが、「相手の見た目も態度もかわいい」ことが前提。笑顔と気配りは必須です。ほめるときも「外見」をほめてください。
水色高得点者の基本イメージ
ハンカチやシャツに「水色」を選ぶ上品で控えめなあの人。気配り名人な方です。ただ、優柔不断な面があり、「NO」を言うのが苦手です。
微笑むようなやわらかい笑顔で、周りの人の気持ちをほっと和らげます。コミュニケーションは、「いいですね」「そうですね」と目の前の人に相槌を打つので、本心がわかりにくいことも。
グレー高得点者の基本イメージ
アクセサリーがシルバー系もこのタイプ。デザインはシンプルで上質なもの。「身ぎれい」という言葉がぴったりです。
繊細でデリケートなので、グイグイくる人は苦手。でも相談にのってほしいので、やわらかい空気感で接することが必要。控えめな人ですが、キレると怖い一面もあります。
茶色高得点者の基本イメージ
ベルトや靴、バッグは革製(茶色)を愛用。年月を経た味わいを楽しみ、本人も落ち着いた雰囲気の人です。
変化を好まず、品質重視。自然素材が好きです。
「ごまかさない」「言うことをコロコロ変えない」ことも大事です。
青高得点者の基本イメージ
流行を追うようなことはせず、安心できる定番ファッションを好む人です。保守的な価値観を持ち、常識的であることを重視します。
そのため、ファッションは「今年のトレンド」より「流行に左右されないデザイン」のほうを好みます。礼儀を大切に、約束は必ず守りましょう。
緑高得点者の基本イメージ
小物やハンカチ、バッグなどに「緑」「深緑」が見え隠れ。そんな人は平和主義でナチュラル志向。ささやかな幸せを愛し、飾らないおつきあいを望んでいます。
家族が大好きなので、お子さんの話題が喜ばれます。仕事とプライベートのバランスを上手にとる人です。
白高得点者の基本イメージ
「白」はカラータイプマップの中心。一見何色にでも染まりそうですが、本当は誰より意志強固。毅然とした強さを持った色です。「真っ白」なシャツやジャケットを好む人は潔癖な理想家で筋を通す正義漢。接客も、あいまいやごまかしは絶対にダメ。ピンと背筋を伸ばして礼儀正しく。