ショッキングピンクのチコちゃん2019/12/27
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
という捨てセリフで、今までのユルキャラと一線を隔す個性で話題のチコちゃん。
『チコちゃんに叱られる!』は、NHK総合テレビで放送されているバラエティ番組。
チコちゃんは「好奇心旺盛でなんでも知っている5歳」という設定の着ぐるみです。
チコちゃんはひと昔前の昭和を感じさせる衣装や髪型ですが、そのファッションが「ショッキングピンク」なところがとても今風だと思います。
きっと昭和だったら「ショッキングピンク」ではなくチコちゃんの衣装は「赤」だったのでは無いかと推測します。
では「ショッキングピンク」について色彩心理の観点から解説させていただきますね。
ピンクはピンクでもやさしい桜色の「ピンク」とはその心理的効果が違う「ショッキングピンク」。
「ショッキングピンク」はその自己主張の強さやドラマチック、華やかさから
決断タイプに入ります。心理効果としては「赤」に近いと思ってくださいね。
「うすいピンク」と「ショッキングピンク」の小物。
持っている人のタイプが違いますよ。
うすいピンクは「やさしさ」「依頼心」のキーワードを持つ協調タイプに入ります。
さて、このチコちゃんですが、初めて見た時にバイオリニストの髙嶋ちさ子さんが思い浮かびました。
名前も「ちさ子」さんですので、それをもじって「チコちゃん」かと。
この相関関係に関しては全く根拠が無く、ただの私の憶測ですが(笑)
でも高嶋ちさ子さんも毒舌で有名ですね。
正義感の強い毒舌決断タイプの方でしょうか。
高嶋さんはドラえもんが大好きだそうですが、その登場人物の中で一番好きなのが、いじわるキャラの骨川スネ夫。そして嫌いなのがいい子ちゃんキャラのドラミだそうです。
決断の毒舌タイプは協調の優等性タイプは合わないのでしょうね。
そこで、協調タイプのスタッフに「チコちゃんや高嶋ちさ子のことどう思う?」
と聞いてみました。
返ってきた答えは「いつも怒っていているイメージがあるのでテレビで
チコちゃんや高嶋ちさ子は観ません。」でした。
自己主張の「ショッキングピンク」とふんわりの「ピンク」とは同じピンクと言っても
価値感が全く違うようですね。