シンクロが京都とカイロで2021/12/06

先週の火曜日、数ケ月ぶりに京都に打合せに向かいました。
京都商工会議所の前から親しくしているベンチャー担当者と打合せをしていたところ、たまたま前からお会いしたいと思っていた大学の先生が通りかかられて、ご挨拶をすることが出来ました。
そんな意味のある「たまたま」の頻度が高まっております。
(これを「シンクロ」と言うのでしょうね)
その後の同志社大学でのカラープロジェクトチームとの打合せは、来年開催予定の学内でのパーソナルカラー&カラータイプイベント企画についてでした。
そして、今度は中東展開のパートナーより連絡あり。
「エジプトの大学の学生が『アラビア語と日本語の色彩語比較』というテーマで博士論文を書く予定にしている。そしてその指導者を探している。アラビア語の指導者は既に決まっているが、日本語の指導者はまだ決まっていない。
河野先生、一度オンラインで話を聞いてもらえないでしょうか?」
もちろん、すぐにOKの返事をしたのですが、
そもそも、『アラビア語と日本語の色彩語比較』という超ニッチ(学生曰く「rare」)なテーマを研究しようとしている学生が、日本から遥か離れたエジプト文明の地にいたとは!?
驚きです!!
そんなテーマで研究指導する日本語指導員は、私以外いないと思います。(もし、いらっしゃったらスミマセン!
正式な指導員になるには、また大学の審査があるのですが、
この申し出に私の「研究者魂」のスイッチがパチっと入りそうです。
オンライン越しの女子学生は頭に白のヒジャブ(被る布)をまとい、
やっぱり「神戸とカイロで話しているんだ」と実感しました。
日本語では「顔が赤い」は、「恥ずかしい」や「お酒を飲んでいる」と言う時に使われますが、アラビア語では「怒っている」という意味になるそうです。
ほとんど先行研究の無いこの『アラビア語と日本語の色彩語比較』
突き詰めていくと、カラーでのグローバルコミュニケーションになりますね。