中東向けは日本の色彩文化の紹介から2021/09/21

前回のメルマガでもお伝えしましたが、

中東(アラビア語)向けカラーサービスがスタートいたします。

海外に展開しようと思うと、ついつい海外の現地情報収集のみに時間を使ってしまいがちですが、その前に本当に必要なことは、まず自国・日本を知ってもらうことです。

これは、私が初めての海外生活をドイツで送った時に痛感したことでもあります。

日本文化を学んでいるドイツ学生からは、

「マリコ、国木田独歩の文学についてどう思うか?」との質問を受け、冷や汗をかき、

自宅に招いたお友達(イタリア人、インド人など)には、まずは日本食でおもてなしをするのが暗黙のルールでした。(それが現地では求められるのです。)

ちらし寿司や肉じゃが、お好み焼きに揚げ出し豆腐など現地の食材を使っての日本食でのおもてなしです。この時に、パスタ料理とか肉のグリルなどは作らないですね。やっぱり。

異文化交流はまず自国の文化を知ってもらう!が大切です。

そんな経験もあって、

「グローバル」というのは、結局自国の文化に誇りを持ち、

他の国の個性を尊重し、相互理解をするにつきると思うのです。

そこで、今回の中東へのカラー進出もまずは日本の色彩文化の紹介からはじめています。

こんな感じのコラムを用意しているのですよ。

■日本の世界遺産について・・・『姫路城の白』

■日本の歴史について・・・『十二単』『わびさび』

■日本の食品について・・・『三色団子』

■日本の毎日について・・・『日本の就活生は黒づくめ』

■日本の色について・・・『日本にも黄色いポストがある』

世界遺産や歴史の色、そして今の日本人の使う色などを伝えていくと

興味を持ってもらえると思いませんか?

そうそう、中東では日本のアニメがすごく人気があるそうなので、

またコラムでも発信できればと考えています。

中東向け色彩舎FB開設いたしました!

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