阪神電車武庫川線の車両カラー|4パターンにリニューアル2020/06/05
兵庫県西宮市にある阪神電車武庫川線では、2020年6月3日に新しい車両が導入されました。
赤とクリーム色の「赤胴車」と呼ばれ親しまれていた約60年の歴史をもつ旧車両は、
4パターンの車両にチェンジされています。
新しい車両は「タイガース号」「甲子園号」「TORACO号」「トラッキー号」の4種類。
阪神タイガースの本拠地がある西宮ならではのデザインです。
■タイガース号
黄色×黒
誰もがイメージする『阪神タイガース』の色ですね。
黄色と黒が組み合わさることで、強烈な印象を与えるダイナミック配色です。
■甲子園号
阪神甲子園球場をイメージした「グリーン」。
気持ちが落ち着く、安心するという効果があります。
■TORACO号
黄色×ターコイズ
おしゃれな明るいカジュアル配色です。
「タイガース号」は黒と黄色の組み合わせにより強烈な配色になっていますが、
黒をターコイズに変えるだけでガラッと印象が変わります。
■トラッキー号
白×ピンク
阪神タイガースのマスコットキャラクターをイメージしたデザイン。
白・・・さわやか、軽やかな印象
ピンク・・・かわいらしさ、ロマンチックな印象
白とピンクの優しい色の組み合わせは、マスコットをかわいがるような愛着を感じさせる配色です。
心理的には、電車に乗るのがうれしくなるような効果があるでしょう。
阪神武庫川線は、武庫川駅から武庫川団地駅を結ぶ4駅のみの路線で、車両も2両編成です。
4駅のみの路線にも関わらずコストをかけて多色展開しているのが、
「カラー」を大事にしている今の時代を表していますね。
色でイメージチェンジすることで、たった4駅でも毎日のワクワク感が高まります。
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