カラー研修が採用されなかった理由2023/04/03

先日、カラー研修が何故採用されなかったのかをじっくりと聞く機会がありました。

100年の歴史を持つ企業に「新規事業部」なるものが立ち上がり、
そのメンバーから新しい試みとして
「カラーを取り入れることを検討したい。一度研修について詳しく話を聞きたい。」というアプローチがあったのが半年前のことです。

古い体質の老舗企業もいよいよカラーを取り入れようと検討する時代が
来たのか!と思いました。

研修提案のお相手は、
アラフォー中堅管理職のAさんと入社3年目の女性社員のBさん。

まず、カラーに興味を持たれたのは若手のBさんでした。

カラーコミュニケーション研修と、
パーソナルカラー研修を提案させていただきました。

打合せ時の反応もよく、
「社内で提案させていただきます!」と力強いお言葉もいただき、
「全部の提案はともかく、カラーコミュニケーション研修ぐらいは取り入れて
もらえるかも?」と考えていました。

しかし…、

結果は「不採用」となりました。

提案をした担当者が「これはスゴイ!」と言って盛り上がっても、
その後研修が採用されないことは、過去に何度も経験していますので(「部長」という肩書の方と打合せしても)慣れているのでそれは構わないですが、

どのような理由で採用されなかったのか?

と言う理由はしっかりと聞きたい。

しかし、その理由をメールで簡単に答えていただくことはあっても、
しっかりと時間をとってフィードバックいただく機会というのは中々ないのです。

今回はAさん、Bさん両方がお忙しい中、
「喜んで!」とフィードバックのお時間を取っていただけたのです。

研修不採用の理由は、

社内の誰に提案して、誰が今回の研修を採用しないと決めたのか?
提出した企画書の内容はどのような反応だったのか?
他に比較検討された研修提案があって、他方が採用されたのか?
サービス料金が壁になったのか?
今回は採用されなくても、1年後であれば採用される可能性はあるのか?
若手のBさんが「カラー」に興味があったのは分かるが、中間管理職のAさんは果たしてどう考えていたのか?

などなど、聞きたいことだらけです(苦笑)。

結果、フィードバックをまとめると下記になります。

「僕は絶対にこのカラー研修を採用したかった。

新しく入ってくる社員たちに仕事が楽しいということを知ってもらうために
このようなカラーによるコミュニケーション力は必要だ。
しかし、通例のビジネスマナー研修以外の新しい取り組みは、まだ社内で投資としてでははく、経費と考えられる。」

ということでした。

そして、その後下記のお言葉が。

「あと3年経ったら、必ず今回のカラー研修が必要だという時代が来ます。
必ず変わりますし、変えて見せます!」

この言葉を聞いて、本当に嬉しくなりました。

カラー研修を提案しては撃沈しているカラー仲間にも直接聞いて欲しいと
思いました。

また、そのお願いにも

「是非!喜んで!!こちらこそ今後とも情報交換よろしくお願いいたします。」
と言っていただいています。

またそんな場を提供していきたいと思います。