『1級1次出題傾向』-
『1級1次出題傾向』
2008/06/26 赤松 貴子
夏の日差しを少しづつ感じる今日この頃
皆さんいかがお過ごしでしょうか...
色彩舎でこの秋から1級対策講座を担当します、
赤松 貴子です。1級といえば当然色彩の世界では最高位であり、プロとしての
第一歩になります。当然1級を持っていると「すごいね?」「色決めてもらっていい?」
仕事も舞い込んでくることもあります。2級までは取得したけど、1級は内容も細かいし難しそう...
2次試験まであるし、実技の勉強の時間もない...
なんて声はたくさん聞きます。そんな悩みや心配が少しでも解決するように、今回過去分析をして
ここ最近の1級1次出題傾向を探ってみました。
[1級1次 出題傾向とは ]
今回は、出題されるパターンと、そのパターンの出やすいところを解説します。
●出題パターン(1)
教科書の文章、写真からほぼそのまま抜粋され問題として
出題されている。□色彩の実務
・色彩管理 2005年では測色の注意点から教科書の写真が出ている
最も適切なものを選べという問題
・安全色 2004年、2005年と連続して出題されている。
最も不適切のものを選べという問題
教科書に安全標識とデザイン、配色が載っている
ここを押さえれば解ける
□光と色
・色の知覚 2005年、2006年と連続して出題されている。
教科書文章そのまま穴ぬき問題で出ている。
□ファッション
・繊維について 2004年、2005年、2006年、2007年連続で素材
の柄の写真が問題として出題。
例えば、下の写真(4枚並んである)のうち
グレンチェックはどれか選べ等。
・商品企画 毎年、教科書の文章がそのまま穴ぬき問題で出題
されている。
□プロダクト
・色彩計画のプロセス 毎年教科書の文章がそのまま穴貫で出題。
2007年はプロセスの順番が問題で並べられ
穴埋めしていく出題がされた。●出題パターン(2)
2・3級内容を理解できていれば解ける問題が出題されている。
□色彩調和
・色彩調和論 色刷りの配色をだし、これは誰の調和論にあてはま
るか選ばせるパターンが多い。
色刷りの色が何トーンで、色相番号が何番かがわか
っていれば、単純な配色問題なので間違えることは
少ない。誰の調和論か2級・1級の教科書からまとめ
直しておくと理解しやすい。
●出題パターン(3)
応用編 そのまま教科書から抜粋ではなく、キーワードをつなげる出題□色彩心理
・色知覚の複雑性 現象の名前?その現象の図?具体的に現象が起こ
った色はどう見えるかを押さえる。
例えば2006年では、「ゲルプ効果」の現象がこう
出題されている。
暗い室内に暗い円盤を垂直に置き、表面のみを白
色のスポットで照らした。照明の強さを変えた時
の円盤の見え。正しいのを選びなさい。
□色彩の実務と色の表示はまとめて出題されることが多い。
色を正しく管理するには、測色が必要。
測色には視感測色、物理測色があり、色をは測るには表色系の基準
が必要。そこでXYZのことを出される...
という流れで2006年、2007年連続して出題されている。
問題パターンは教科書文章穴うめである。
●出題パターン(4)□インテリア
例年、部屋の内装写真かイラストが表示され、そこから何配色で
構成されているか。今の雰囲気を変えたいので、ソファーにアクセ
ントトカラーを入れたい、どの色を使えばよいか...色彩計画分野の
2級、1級内容を押さえていれば確実に解ける。
●出題パターン(5)
記述問題が毎年出題されている。・マークシートではなく、用語を覚えているか書く問題があります。
色の三属性は何と何か。測色の種類を書きなさい。
「ナチュラルハーモニーとは」30字以内で説明しなさいのような、
文章でまとめなければいけない問題も出題されていた。
このように分析していくと、やはり教科書の内容は大切で、2、3級の
分野も大切になりまね。是非ご参考にしてみてくださいね。

